産み分けしたい性別が定まっているという方は、禁欲期間による産み分けの影響も気になるのではないでしょうか。
今回は、禁欲期間と産み分けの関係性について、詳しくご紹介します。
実は産み分けに禁欲期間はかなり密接な関係があります。なぜ産み分けをするための禁欲期間が必要なのか、産み分けとの関係性について詳しくご紹介します。
まず、産み分けについて知るために性別が決まる背景についても知っておきましょう。子どもの性別は男性の精子が持っている性染色体で決まります。性染色体は卵子ではX染色体しかないのに対して、精子にはX染色体をもつものとY染色体をもつものがいます。
卵子に精子が到達したときに、結びついたのがX染色体をもつ精子であるのか、Y染色体をもつ精子であるのかによって性別が決まるのです。
ちなみに、X染色体をもつ精子が結びついた場合には女の子、Y染色体をもつ精子が結びついたら男の子が生まれます。
X染色体とY染色体をもつ精子には、実はそれぞれ弱点があります。
X染色体をもつ精子は、酸性には強いもののアルカリ性には弱く、さらにY染色体をもつ精子よりも約7%重量があるのです。
一方、Y染色体をもつ精子はアルカリ性には強いものの、酸性には弱いです。
産み分けをするためにはこの性染色体を持つ精子それぞれの弱点を理解し、弱点を克服できるように性行為をすることが必要になるのです。
それでは、実際に産み分けをするときに、産み分けたい性別に対してどのくらいの禁欲期間を設けるべきなのでしょうか。
ここでは、性別ごとに、産み分けたい性別に対する禁欲期間をご紹介していきます。
男の子を産み分けたい場合には、排卵日までは5日間禁欲をして、排卵日当日に性行為をし、排卵日を過ぎたら避妊をしましょう。
男の子を希望する場合、精液は濃い方がよいとされています。そのため、禁欲期間が女の子を産み分けたい場合と比べて長くなるのが特徴です。
禁欲期間を長くとって精子をため込み、排卵日当日に性行為をし、さらに女性がオルガスムスを感じるように性行為をします。女性がオルガスムスを感じると、子宮頚管からアルカリ性の分泌物が分泌され、膣内がアルカリ性となります。
女性の膣内は元々酸性のため、酸性を苦手とするY染色体をもつ精子には生存しにくい環境です。しかし、オルガスムスを感じてアルカリ性に膣内が傾くことで生存しやすい環境となります。
また排卵日が近づいてくると、さらに強いアルカリ性粘液が子宮頚管から分泌されるので、排卵日当日に性行為をすることでさらに、Y染色体をもつ精子が生存しやすい環境となるのです。
膣の奥に行けばいくほど、分泌物はアルカリ性に傾いているので、排卵日当日に性行為をして膣内がアルカリ性に傾いているうちに子宮頸管から子宮内部に到達すれば、Y染色体が生存し続け、男の子が生み分けられる可能性が高まるのです。
実は、射精された精子は男の子の性別になるY精子が、女の子の性別となるX精子よりも多いです。しかし、実際に生まれてくる子供の性別比は男女ともに1:1。
つまり、女性の生殖器内の環境が影響して、Y精子が長期間生存できないために、男女比が1:1となっているのです。
そのため、男の子を生みたい場合には禁欲期間と性行為をするタイミングを正確に把握していなければ、女性の膣の分泌物によって、Y染色体をもつ精子が全滅してしまう可能性があります。しっかりとタイミングをチェックしていくことが必要です。
女の子を産み分けたい場合、禁欲期間は性行為前に概ね4日前後禁欲をして、排卵日の2日前に最後の性交をします。そして最後の性行為以降は1週間程度禁欲をすることが必要です。
女の子の性別となるX染色体は、酸性に強いことが特徴です。膣内は、常に酸性に傾いているため、酸性の状態をキープしている方がX染色体は生存しやすいといえます。
そのため、アルカリ性の分泌物が分泌される排卵日前に性行為をすることが、女の子を産み分けるための条件となるといえるのです。
また、オルガスムスを感じてしまうと、アルカリ性の分泌物が多量に出てしまうので、膣内がアルカリ性に傾いてしまいます。なので、オルガスムスを感じないように性行為をしていくことが必要となります。
実はどちらの性染色体を持つ精子なのかによって精子の寿命が異なります。男の子の性別となるY染色体をもつ精子の寿命は1日程度であるのに対し、女の子の性別となるX染色体をもつ精子の寿命は2~3日ほど。つまり、射精をしてから3日ほどは、膣内を酸性に保っておく必要があるのです。
そのため、例えば女の子を産み分けようとして排卵日の2日前に性行為をしたのに、排卵日の翌日に性行為をしてしまい、さらにオルガスムスを感じてしまうと、女性の膣内はアルカリ性に傾いてしまうので、女の子の産み分けに失敗する可能性があります。
女の子を産み分けたいという場合には、性行為後にさらに禁欲期間を設けなければならないのです。
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